Interview OVAアフレコインタビュー キャラクター紹介へもどる げんしけん2
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げんしけん2アフレコインタビュー
左上から
乃村健次さん、関智一さん、川澄綾子さん、水橋かおりさん、石田彰さん
左下から
檜山修之さん、大山鎬則さん、斎賀みつきさん、雪野五月さん
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改めてご自身が演じるキャラクターの魅力、演じる上で「ここは気をつけようと思っている」
などという点ありましたらお聞かせください。

笹原 完士役 大山鎬則さん

笹原は、特徴がないことが特徴だと思うんですね。通知表でいうと、5段階評価だと3が一番多かったんじゃないかなと思うんです。取り柄のなさ、特徴のなさ、普通さがアニメの中では珍しいキャラクターなのかなと思っていて、演じていてもそこがすごく面白いところです。
別の取材を受けた時、水橋さんにに、笹原がこれでモテキャラだったらアニメとか漫画でよくあるキャラクターなんだけれども、全然モテないというのが珍しいキャラなんだって言われて、「あ、そうか」ってすごく納得したんですよね。
これから恋愛の話とかいろいろ出てくると思うんですが、いろんなことにぶつかったり、悩んだりして、僕達と同じような感覚でいてくれる所が笹原の魅力なのかな、と思います。

高坂真琴役 斎賀みつきさん

高坂は笹原くんとはかなり真逆なところにいる、たぶんすごく自信のある子というか、ちゃんと自分を持っている子というイメージがありますね。成績表は意外と5が多かったりする子なんだろうなーと思います。
自分がアニメオタク、さらにエロゲーオタクであることを一切隠そうとしないし、それを彼女がいようと何をしようとそのまま保ってる。だけど彼女に対してもちゃんとケアをしているであろうところが、意外としたたかなんですよね。
普段ニコニコしてる場面が多いのですが、ちゃんと周りを何気なく見ていて、鋭いところでパスっと一言かますような、そんなキャラクターなんですよね。演じてても彼の持ってる空気感、他の人とまったく違う空気感をうまく出せるように、高坂は高坂らしいリアクションをするようにっていうのを気をつけてます。

春日部咲役 雪野 五月さん

第1シーズンではオタクというものに対して受け入れることがなかったのが、高坂と付き合うことによって、良い悪いはともかく受け入れざるをえない状況に追い込まれたので、受け入れたことによって咲ちゃんがひとつ成長したんじゃないかなって思います。
だからOVAの時に荻上と大野の確執に「まぁまぁまぁ」と入れるようになったんだと思います。
その辺の第1シーズンと第2シーズンの心の持ち様の変化を自分で理解しつつ、高坂にいじめられるのを快感としながら(笑)やれたら良いなと思います。

斑目 晴信役 檜山修之さん

斑目というキャラは、あくまで僕の中の捉え方ですけれど、おそらく「げんしけん」に出てきている全キャラの中で一番中途半端な奴だなと思ってます。目ざましい何かがあるわけではなし、田中は服作れるし、今回だと久我山は絵描けるし、くっちーほどはじけているわけでもなく。そういったいろんな意味で中途半端で、知識があるのかっていったらそこそこだし、対人関係にしてもドライに割り切っているようなフリしてても、実はどこか神経の細い、ウェットな部分があったりして。そういった意味でいろんな中途半端なんですけれど、逆にいえば人間なんてのはそんなもんで、自分に都合いいようにパシパシと割り切れるものではないから、実は一番人間くさい、笹原とは違うちょっと人間くさい部分があるのかなーと思って、そこをうまい具合に出せれば斑目としてはいいんだろうな、と思ってます。もちろんアニメーションですから、多少おもしろおかしく、デフォルメして味付けして、キャラクター作りができればいいかなと。
視聴者のものすごく代表的な代弁者というか、おそらく見てて一番「あ、こんな奴いるよね」とか、「自分こういう部分あるよね」とか、そういう共感が一番多いのは斑目なんじゃないかなと思ってるので、そういった部分が堀下げられていけば、おもしろいんじゃないかなと思ってやっております。

田中 総市郎役 関 智一さん

田中くんはプラモデルとコスプレの衣装を作るという特技がありますが、大人っぽいのか、達観してるのか、進んで何かに介入してくる感じも今のところあんまり無いですし、一歩引いたような、それでいて冷めているわけでもなく、温かいあの一本線で書かれた優しげな微笑み(一同笑)があったりするわけです。
今回は前回に増してよりキャラクター達の人間性と、それぞれの関係性が深く描かれて行くということなので、僕の唯一のよりどころでもあります大野さんとの恋の行方を、オタクの恋もあまり描かれることはありませんので、オタクの皆さん達への恋愛の教科書となるような(一同笑)恋愛をしていけたらなと。
普通の青春・恋愛はいっぱい描かれてますけど、オタク同士の、しかもコスプレイヤーの恋愛を扱ったものはあまりないと思いますので、頑張りたいと思います。

久我山 光紀役 乃村健次さん

久我山には恋愛はありそうにないので(笑)。
久我山に関しては現実の世界というか、自分が絵を描きたくても、実際それで食っていくことが難しいということをものすごい現実的に捉えているような奴だと思いまして、そして尚且つ就職活動をしていく。「まぁ生きていくためにはお金が必要なんだ」みたいなテーマがあり(一同笑)、それを見てる人は「そうか、やっぱり働かなきゃな」なんて(一同笑)。
「みんな働けよ、俺だって頑張ってるんだ」みたいな奴でどんどん押していきたいと思います(笑)。

大野 加奈子役 川澄綾子さん

大野は最初出てきた時はちょっとだけオタク、オタクであることを隠してないですけど、おおっぴらに自分の趣味嗜好を宣言する子じゃなかったんですけど、どんどんどんどんそういうのが出てきて、OVAでは何も恥ずかしくなくなって、『げんしけん2』では最強になってるんですよね。
女の子なのに、コスプレもそうですし、BLをどれだけ好きかっていうのを、すごく素敵な笑顔で言ってて、荻上にカミングアウトさせたくてしょうがないっていうことで、今やってて楽しいです(一同笑)。
田中さんとのこととか、大野なりにいろいろあるんですけど、ただ現視研のメンバーの中で、咲ちゃんとか普通の人がいる中で、大野はもう自分は女オタクだって言っていて、どうやって荻上さんを味方につけようかっていうところを今後楽しみにしてます。

朽木 学役 石田 彰さん

くっちーはもう一目瞭然というか、周囲から浮いちゃう程一人で盛り上がって、人の話を聞かず、盛り上がってることで引かれてるのも気にしない、というかそれにも気づかない。からすべりしちゃう人のタイプとして、やっちゃったことがわかって「あっ、しまった。またやっちゃった」って後悔や反省をしたりする人もいますが、くっちーはそうではない。わが道をゆく。相手がどう反応しようが相手の反応を待ってない(一同笑)。
ただ単に自分がやりきったことで満足してるんだろうなと思います。
彼はこのままいくしかないというか、いくのが彼の道だろうと思いますので、まともな目をした人たちにはうっとおしがられて、「またこいつこんなところで空気の読めない発言を」みたいな反応に気づかずにそのまま「へら〜っ」としていくのがいいんじゃないかなと思います。もし「げんしけん」のくっちーを見て、「いるいる、こういう周りが見えてない奴いるよっ!あははっ!」て思った人は、ひょっとするとそれがあなたかもしれない・・・(一同笑)。気をつけてください。

荻上 千佳役 水橋かおりさん

荻上さんはひとことで言うと現実にいたら非常にめんどくさい人だと思います。
マンガだからこういうキャラが許されるのかな、と思います。何がめんどくさいかって人に優しくされても裏をかいて、「どうせそれは○○だからでしょ」という。でもきっとこういうめんどくさい人ってわけがあると思うんですよ。元からそういう人ってあまりいないと思うので、その理由っていうのがはっきりわかるまで、付き合ってくれる人がいればいいんですけど、それがいなくてずっと一人、彼女はたぶんそういう人だと思うんです。
それで現視研に来て、みんな良い人じゃないですか。大野さんが今わーって来てますけど、嫌がってるけど、本心としてはそれでもこの人に諦めないで来てほしいっていうのがすごくある。それはこれから笹原との恋愛というのもそうですけど、相手が「あぁ、じゃあもういい」て引かれると、そのままパタンって。そういうのが今日のアフレコでもあったんですけど、「何かやりましょうか?」って頑張って言っても、「あ、いいから」って言われるとパタっとなっちゃう。すごく期待をしてる子なんだなって。それをあんまりあざとくならないように、いわゆる今、流行のツンデレみたいになっちゃうと、薄くなっちゃうんで、荻上さんの性格、照れ屋さんで自分をあまり出せない部分がすごくあると思うので、そっちを出来ればメインでやっていければな、と思います。どっちかというと照れ屋さん、照れてるからこそキツクなっちゃうっていうところを大事にしたいなと思います。

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